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借地の境界は決まっていますか?【測量の重要性】

いつもお読みいただき有難うございます。底地権・借地権について、歴史的背景から資産価値向上までシリーズでお届けしてまいります。何卒宜しくお願い申し上げます。

■借地権の3大トラブルとは!?

地権でもっとも多い3大トラブル。多くの地主様がこのトラブルを抱えながらも、なかなか対処できずにいらっしゃることが多いという事例をご紹介していきます。

トラブルCase2【借地の境界は決まっていますか?測量の重要性】

底地をお持ちの皆様、「測量」は最近実施されたことはありますか?「借地権の境界」は決まっていますか?借地権は「一筆で登記」されていませんか?
実は多くの地主様が借地権の測量を行っておらず、それによって様々なトラブルが引き起こされております。例えば、借地権の境界が決まっていないための借地人同士の借地境界トラブル、借地契約面積よりも実際の地積の方が大きく地代が安いままの状態、いざ物納というときに分筆に時間がかかってしまう・・・等々です。


旧契約書を引き継いだまま、測量を入れず、借地面積も過去の契約書のままにしておきますと、下図のように色々なトラブルが発生します。測量の技術も日々進化しており、現代ではより正確な地積を測ることができますので、実測面積と契約上の面積に大きな相違が発生することもあり、実は適正な地代をいただけていないという地主様も多くいらっしゃいます。

上記のように、多くの借地権は「一筆」で登記されていることが多く、借地権境も決まっていないことが多いのですが、測量を入れ境界杭を設置、借地権一つ一つを分筆登記することで、借地人同士の境界トラブルを防ぎ、借地権上の地積も修正(地代UPに繋がる)、さらに契約更新時にも地積がはっきりしていることで借地面積の違いで起こるトラブルを防げます。
他にも物納しやすくなる、売却しやすくなるという相続時の資産処分においても大きな効果を発揮するのです(※実測によって地積が減少する場合もあります)。


次世代へいかにトラブルなく借地権を承継するか、そのためには、今の地主様の代で借地権を整理し、トラブルを解決し、正確な状態で引き継げるように準備をしていただくことが重要になります。測量士さんや土地家屋調査士さんのご紹介も可能ですので、円滑な事業承継のためにも、ぜひこの機会にご所有の借地権の測量を実施されてはいかがでしょうか?

底地に関するご相談は個別に承っておりますのでお気軽にお声掛けくださいませ。