オーナー向け情報

「物件価値を上げる」ための5つの重要ポイント

「物件価値を上げる」ための5つの重要ポイント

先月号では市場性についての具体的な取り組みをお話しました。今回は、市場性を把握した上で、どのような対策を打ち出すことで、成約につながるのかを【商品力】の観点から詳しくお伝え致します。
商品力とは一言でいうと【選ばれるお部屋】かどうかです。どのようにしたら成約の効果性が高まるかを、5つのポイントに着目して説明致します。これらを実践することで、お部屋探しのお客様の閲覧数や内見数が増え、結果、空室期間が短くなるなどの効果が得られます。

■1 賃料の適正化=絶対価値×相対価値
賃料の適正化というのは、2つの価値、「絶対価値」と「相対価値」の掛け合わせで決まります。前者は、モノとしての価値のことであり、年数が経てば下がることは至極当たり前のことです。対して後者は市場との比較による価値になります。例えば、インターネット無料のお部屋は、数年前は珍しい設備であったため、市場においては価値の高いお部屋でした。しかし、この設備が当たり前になっている現在では市場での価値は高くありません。市場の変化に応じて相対価値は変化します。これらの2つの価値は目には見えませんが、希少性や需給バランスにより判断することが出来ます。そして、この価値の掛け合わせが、価格以上の評価になっていれば賃料は適正であるといえます。
■2 募集条件の見直し
募集条件の見直しには礼金や敷金といった初期費用、広告宣伝費などがあります。また、間口を広げるための変更として、家具家電付き、ペット可、外国人、高齢者の受け入れ、空きスペースにバイク駐輪可などがあげられます。
■3 間取り表記の工夫
リフォームやリノベーションのような投資を行わなくても、表記を工夫して間取りを変えることもおススメです。例えば2Kの間取りでも、扉を外すことで1LDKとして活用できたり、1Rと表記されているものをカーテンレールなどで仕切れるようにして1Kにしたりすることで、お部屋探しの間口が広がるためインターネットでの閲覧数が増え、案内につながる可能性が高まります。



■4 第一印象の改善
物件の第一印象は、見た目(外から見える状態)で決まります。つまり、外壁や共用・エントランス周りの印象が悪いと、いくらお部屋の中をリフォームなどで綺麗にしていても、お部屋の印象は悪いままです。物件の第一印象は「見た目」で決まるという認識を持ち、植栽や定期的な清掃、掲示物にも目を配りましょう。また、インターネット上では、外観写真だけでなく建物名も表示されますので、建物名の表示方法の変更(例:蒲田荘⇒Kamata‐Sou)も効果的です。
■5 ニーズに合った設備・仕様
賃貸住宅新聞という専門誌には、毎年、人気設備ランキングとして「この設備が無ければ入居が決まらないTOP10」と「この設備があれば相場より家賃が高くても決まるTOP10」が掲載されます。前者のランキングでは、毎年、室内洗濯機置き場が1位になっており、後者ではインターネット無料が1位になります。

上記の1~5を実施することで、弊社が管理をお受けしている物件の平均入居率はここ3年間98%以上となっております。以前ご相談を受けたオーナー様の中には、昔から付き合いのある不動産会社に任せて、高額なリフォームまでも行ったが結局借り手が半年以上見つからないという事もありました。セカンドオピニオンとしてでも構いませんので、弊社にご相談をいただければ、現在の商品力と改善後の商品力をお伝えしますので、お気軽にお声掛けください。