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相続対策STEP3【効果的な対策の検討と実行】

2020.08.10

相続対策STEP3【効果的な対策の検討と実行】

相続対策のステップとして、6月号、7月号で所有資産の把握、相続人の把握、相続税の確認、現状の分析についてお伝えしてきました。これらのことを行ったうえで、今回お伝えする具体的な相続対策を検討してみてください。

相続対策は、6月号でもお伝えした通り、ご自身の生活や残された家族への想いや生活を「どうしたいか」「どうなってもらいたいか」という【想い】と、その【想い】を実現させるための最善の対策はどのようなものになるかのバランスが重要です。
そして、相続対策は、次の3つに分けられます。

 ①相続トラブルを回避する【分割対策】
 ②相続税節税などの【節税対策】
 ③相続開始後に税金をきちんと支払うための【納税対策】

それぞれ、どのような対策方法があるかは、次の通りです。

分 割 対 策

相続対策というと税金面についての対策を思い浮かべる人も多いと思いますが、実はその前段階として誰に何を相続するか、遺産分割についての対策をすることも重要です。
残念なことですが相続では兄弟姉妹など親族で争いが起こり、相続だけでなくその後の関係にまで影響を及ぼしてしまうことが少なからずあります。それを防ぐためにも、生前から対策を行います。

分割対策としては、
 ①先にどの資産を引き継ぐかをあらかじめ決めておく → 遺言
 ②生前に資産を渡しておく → 生前贈与
 の2つがあります。

節 税 対 策

相続の対策として真っ先に思い浮かぶのが、相続税を安くする節税対策ではないでしょうか。相続税は簡単に言うと、相続財産の価額から控除額を引いたものに税率をかけて計算します。
つまり、節税対策は、大きく次の3つに分けることができます。

  ①相続財産自体を減らす → 生前贈与など
  ②相続財産の価値(評価額)を下げる → 不動産や特例の活用など
  ③控除額を大きくする → 生命保険の加入、養子縁組など

納 税 対 策

節税対策と同様に重要なのが、相続時の税金を納める資金をどう確保するかということです。この対策の方法としては、
  ①相続時の資金を増やす → 生命保険の活用など
  ②生前に資金を増やす → 遊休資産や借地の売却、収益物件の購入(資産の組み換え)など
になります。

このように、相続対策は、単に節税対策を行えばよいということではありません。残された家族がもめないようにすることも、相続が発生したときに納税できるように準備することも大切です。そのためには、今の財産状況を把握し、誰に何を引き継がせたいのかを明確にすることが重要です。
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