オーナー向け情報

火災保険の見直しと活用

2020.09.10

火災保険の見直しと活用

2021年1月に火災保険の値上がりが予定されています。全国平均で6%~8%程度増加となる見通しです。火災保険の料金は、2019年10月にも改定されましたが、2年を待たずに2度の値上げが行われるということは過去を見てもありません。この値上げの背景には昨今の自然災害の多さが起因していると言えます。

この火災保険ですが、オーナー様の中には、「とりあえず加入しておけば良い」と考えてる方や、「新築時に契約した状態のまま」の方、「保険を使うと保険料が上がるからなるべく使用したくない」という方など、意外にも、保険について詳しく知らない・活用していない方がいらっしゃいます。
そこで、今回は、賃貸経営に必須の【火災保険】について考えてみたいと思います。

まず確認して頂きたいポイントは、水災が入っているか、確認してみてください。
右表は、ある保険会社のパンフレットの一部です。赤囲みの箇所は、『水災』補償、いわゆる台風や豪雨による浸水被害などの補償部分です。各社、水災を外すことで保険料が安くなるプランを用意しています(規模によりますが年5,000円~10,000円程度)。
高台にあるから大丈夫、川が近くにないから大丈夫等の理由で水災を省けるようになっており、事実、代理店も営業トークとしてそのように話をして契約を勧めるケースがあります。
しかし、昨今のゲリラ豪雨などの自然災害を考えると、上記保険金額は決して高くないと思います。
そこで、まずはハザードマップを確認し、ご契約の火災保険は水災に対応しているか、必要があるか、今一度検討してみてください。

また、火災保険では、建物・家財(高額な骨董品の類は別途保険が必要)に被害があった場合の損害を補償してもらうことができます。
一般的には、落雷、風災、雪・雹災、水災、盗難、水漏れ、外部からの物の落下や飛来、などが補償の対象となりますが、火災保険という名前がまぎらわしいため、風・雪・雷などの自然災害でも適用できるという認識を持っておらず、オーナー様の中には「えっ、火事だけじゃないの?」と驚かれた方もいらっしゃいました。


左図は保険金支払いの年度毎データです。
緑色の火災等を原因とする事故に対して支払われた保険金額よりも、黄色の自然災害を原因とする事故に保険金が支払われている割合が圧倒的に多いことがわかります。



これから台風の季節になります。
左の写真のような風や雨による被害については、火災保険で修理ができますので、気に留めておいてください。
なお、まれに、保険申請を代行して工事を行う悪徳商法がございますので、ご注意ください。

保険の見直しや、保険の活用が出来るかなど、気になることがありましたら、保険の専門家も弊社ではお付き合いがありますので、お気軽にご相談ください。