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不動産の価値の判断方法 ~設備ランキングからみる傾向~

不動産の価値の判断方法 ~設備ランキングからみる傾向~

今月は、新しく発表された「人気設備ランキング」から、今の賃貸物件においてどのような設備が必要とされているかを見ていきたいと思います。

■1:人気順位が上がったものに共通してあげられるのは快適性と防犯性

「快適性」は、システムキッチン、浴室乾燥機、ウォークインクローゼット、宅配ボックスがあり、「防犯性」でいえば、防犯カメラやホームセキュリティ、TV付モニターホンなどがあります。最近問題になっている新型ウィルスやニュースを鑑みるとこの2つは今後も注目される点であると考えられます。

■2:タイプごとの違い

単 身 者: システムキッチンの充実度合いは、自宅で過ごすことが増えたので当然と考えられます。逆にウォークインクローゼットは前回8位から今回圏外。安い物件を選ぶ単身者が増えたなかで、工夫次第でカバーできる収納面はランキングから外れたのかと考えれます。防犯面は相変わらずオートロックや、TVモニター付インターホンが上位にあり、IoT化する賃貸物件では、スマートホンを鍵代わりにするスマートロックや、顔認証キーなども出てきています。
ファミリー: ウォークインクローゼット需要が高まっている。子供の成長に合わせて物が増え、収納不足に不満を抱えている入居者が多くいる点が考えられます。また宅配ボックスの需要も高く、4つ順位を上げています。共働きの増加、ネット通販の需要上昇、非対面といった時代のニーズを象徴してます。部屋探しのお客様で『宅配ボックスはついていますか?』の質問が増えたという仲介会社の声もよく耳にします。

■3:どのように対策することが効果的か

上位の設備をつけたらからといって、賃料が上がったりお部屋が決まりやすくなるわけではありません。ターゲットに合った設備を入れたり、周りの物件と差別化を図ることで効果が発揮されます。市場性と合わせて商品をどのように磨いていくかがポイントです。